2×4住宅でシロアリが出た時はすぐに調査をして駆除や予防の対策を

食欲旺盛なシロアリ

先日、お客様から、「部屋に虫が凄い出たんです~(泣)」と言う電話がかかってきました。

あまりにも慌てている様子でしたので、早速行ってみる事にしました。

 

虫が出た、と言う事だったので、頭の中に浮かんできたのはシロアリの事。

「きっとシロアリだよなぁ…」と思いながら家に着いて、居間の隣の部屋に通されると、畳に小さな穴が開いていて、時折小さな虫が顔を出します。

よく見てみるとやはりシロアリでした。

 

話がそれますが、もしご自宅でシロアリを発見してしまった時は、どうすれば良いと思いますか?

結論を言ってしまいますが…

 

シロアリを見つけたら、すぐに業者に連絡して相談を!

 

これが答えになります。

 

シロアリは普通の虫とは違って、木造住宅に害を及ぼす虫になります。

一般の人ではどうする事も出来ませんので、すぐに業者さんに相談をして下さい。

 

話を戻します。

 

リフォームと言う仕事に携わっていると、1年の内に何度も出くわしてしまうシロアリ。

始めて見るシロアリの姿に驚きを隠せないお客様でしたが、私の方は、1年の内に何度も目にする光景でしたので、驚きはしませんでした。

しかし、驚きはしなかったものの、「ちょっと困ったな…」という事が頭の中に浮かんできました。

と言うものの、こちらのお客様の住宅は、在来工法ではなく、2×4工法で建築されている住宅。

そもそも2年前に壁をくりぬいて、ペアサッシを取り付けした工事が元で知り合ったお客様です。

 

在来工法と違い、何かと注意が必要な2×4工法の住宅。

今回は、この2×4住宅がシロアリの被害にあった時の対処法、と言う事でお話ししていきます。

2×4住宅にお住まいで、シロアリの被害でお悩みの方の参考にしていただけると嬉しいです(#^^#)

 

 

2×4住宅でシロアリが出たら駆除と予防の対策を

シロアリは駆除よりも予防が大事

まず、先ほどもお話ししましたが、2×4住宅や在来工法住宅を問わずに、家の中や敷地内でシロアリらしき虫を発見したら、迷わず専門業者さんに連絡をして相談をして下さい。

と言うのが大前提になります。

 

その中でも2×4住宅の場合は特に注意が必要になります。

と言うのは、2×4の場合、住宅の構造がちょっと特殊なんです。

 

住宅には柱がありますよね…

しかし、2×4工法の住宅には、この柱がないんです。

 

在来工法住宅の場合は、柱と土台と筋交いを用いて、住宅の骨組みを作っていくと言う工法になります。

しかし、2×4工法住宅の場合は、柱などではなく、2インチ×4インチの木材を組み合わせて1枚の壁(面)を作ります。

そして、その作った壁(面)を土台の上に乗せて、住宅の形を作っていくと言う流れになります。

 

在来工法の場合は、柱や土台を繋ぎ合わせて作った線と点で、住宅を縦や横の衝撃から守るのに対して、2×4工法住宅の場合は、この2インチ×4インチの木材を組み合わせて作った壁(面)で、住宅を縦や横の衝撃から守っていくと言う工法になります。

 

つまり、シロアリの被害で食べつくされた木材を取り除こうとした時に、木材の取り除き方次第では、住宅を支えている壁(面)としての力を著しく損ねてしまい、倒壊と言う危険性をはらんでいる構造なのです。

 

しかしそんな事は言っていられません。

いくら取り除き方次第で倒壊の危険性があると言っても、食べつくされた木材をほっておく訳にはいきませんし、シロアリもこのままにしてはおけません。

早速いつもシロアリ駆除をお願いしている業者さんから来てもらい、駆除の仕方をいくつか提案してもらいました。

 

そして問題はその後…

無事にシロアリは駆除されましたが、今度は食べつくされてしまった壁(面)を構成している木材の復旧です。

 

大工さんたちが、シロアリに食べられてしまった木材を少しづつ取り除いていき、壁(面)としての強度を回復出来る様に考えながら、新しい木材で補強を行っていきます。

 

幸いこちらの住宅では、大工さんたちも経験が豊富だった為、壁(面)としての強度も取り戻す事が出来て、無事に工事を終わらせる事が出来ました。

 

無事に復旧された部屋の中を見て、一安心する家の奥さんと旦那さん。

しかし、復旧出来たとはいえ、再び同じような被害に遭わないと言う様な事は言えません。

 

この後、家の旦那さんとお話ししていたのですが、2×4住宅では在来工法住宅とは違い、シロアリが発生してから対応するのではなく、発生しない様に予防と対策を考えていかなければならない、と言う事を、身をもって体験して教訓になった出来事でした。

 

 

2×4住宅でシロアリを駆除する時の予算とやり方

シロアリの被害にあってしまった住宅

2×4工法住宅では特にシロアリなどに注意が必要と言う事はご理解いただけたところで、シロアリ駆除の方法にはどの様なやり方があって、予算的にはどの程度かかるものなのか、と言う事についてお話ししていきます。

 

まずシロアリ駆除のやり方ですが、これには、『バリア工法』と言うものと、『ベイト工法』という2つのやり方があります。

 

バリア工法と言うのは、シロアリがいる場所やシロアリが出てきそうな場所に対して、直接薬剤の散布を行うのに対して、ベイト工法の場合は、敷地内の数か所に毒薬入りの容器を設置して、毒薬を巣穴に持ち帰ってもらい、巣穴事殲滅していくと言うやり方になります。

また、このベイト工法の場合、一度だけの駆除では終わらず、3年~5年と言う長期の期間に渡って、この作業を繰り返していくと言うやり方の為、一度シロアリの被害にあってしまったご家庭の方で、再びシロアリの被害に遭わない様に予防をしていきたい、と言う風にお考えの方に向いているやり方になります。

 

予算的には、バリア工法の方は、1坪辺り、2,500円前後~3,500円前後くらいで、ベイト工法の方で、1坪辺り、4,000円前後~5,000円前後くらいを目安にして下さい。

ちなみに、まだシロアリの被害にあっていなくても、自分の家のどこかにシロアリがいないか調べてほしい、と言う方は、お近くのリフォーム屋さんか害虫駆除屋さんに連絡をすると、大抵の場合は無料で床下に潜って調査をしてくれるはずです。

その業者によっては『調査費用』と言う事で料金が発生する場合もあるかも知れませんが、その場合でも1万円前後くらいで済むはずです。

 

一番大切なのは、シロアリが発生しない様に予防していく事。

折角シロアリを駆除しても、再び被害にあってしまっては元も子もありません。

 

2×4工法住宅にお住まいの方だけじゃなく、在来工法住宅にお住まいの方も、一度駆除した後は、今度はしっかりと予防していきましょうね!

 

 

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