隣家の車にペンキが付着!外壁塗装では予想出来る問題は事前に対処

車にペンキが飛散して驚く女性

こんにちは、祐太郎です。

外壁塗装の現場では、塗料がお隣の家の敷地に飛散していくと言う事は頻繁に起こります。

では、もし飛散した塗料がお隣の車などに付着してしまったら、一体どうすればいいのでしょうか?

先に、民法上の観点から、お話をしますが…

 

基本的に、施主側の方では、何も責任を負う必要はありません。

ペンキの飛散など、工事中に隣家に迷惑をかけてしまった場合は、業者側の責任になります。

 

ただし、もし施主側の方で…

 

ペンキが飛散してしまった事に関して、業者側に何かしらの支持を出して絡んでいた場合。

それから、業者側の行動に問題があった事が分かっていても、何も指示をしなかった場合などは、損害賠償責任を負う場合がある。

 

と言うのが答えになります。

 

ちょっと長たらしい言い方になってしまいましたが、この様なペンキの飛散と言う問題は、注意を払っていても起こってしまう問題の一つでもあります。

しかも、お隣とは今後の付き合いもある為、気になるところだと思います。

 

そこでこちらのページでは、『もし、隣家の車にペンキが飛散してしまったら』と言う事にスポットをあててお話ししていきたいと思います。

 

 

隣家の車にペンキが飛散する事態はこうやって回避

車にペンキが飛散して驚く男

まず塗料の飛散するかも知れない、と言う事については、工事前にある程度予想出来る問題でもあります。

という事は、起こり得る問題と言う事で、事前にある程度の対策を練る事が出来ます。

 

外壁塗装時に車にカバーをかけてもらう

養生シートで保護された車

塗装工事などで使用する『塗料の飛散防止用ネット』と言うものがあります。

これはホームセンターなどでも販売されていますし、通常は実際に外壁塗装を施す職人さんたちの方で所持してくれています。

塗りの作業を行う際に、もし、隣家に車があるようだったら、一声かけて、飛散防止用ネットをかけさせてもらった方が良いです。

 

 

外壁塗装時に車を移動してもらう

ペンキが車に飛散しない様に移動させる女性

一番良いのは外壁塗装工事の際に、隣家の人にお願いをして、車を移動してもらう事です。

 

外壁塗装で飛散が原因でトラブルになる工程は、主に下記の6つになります。

 

  • 足場の組み立て時
  • 高圧洗浄時
  • 塗料の下塗り時
  • 塗料の中塗り時
  • 塗料の仕上げ塗り時
  • 足場の解体時

 

あらかじめある程度の工程を伝えておいて、上記にあげた工程が行われる予定の日に、車を移動させてもらえないか?をお願いしてみるといいです。

 

では次に、業者側ではなく、施主側の方で責任を負わなければならない場合について、お話ししていきます。

 

 

隣家の車にペンキが飛んで施主が絡んでいた時

ペンキが飛散した事に自分が絡んでいた事を知る施主

隣家にペンキが飛散した事により、何か被害を与えてしまった場合、下記の2つの様な時は、業者と一緒に施主も責任を負わなければならないケースがあります。

 

ペンキが飛散した時の状況に施主が絡んでいた時

自分がペンキの飛散に絡んでいた事を知りショックを受ける男

例えば、元々、隣家との関係があまり良くなく、車が駐車場に止まっていたのを知りながらも、言葉を交わすのが嫌だった為、何も知らせずに外壁塗装を行ったら、塗料が飛散して被害を与えてしまった場合。

さらに、業者の方で代行して一声伝えに行こうとしたところ、施主の方から止められ、その後に塗料の飛散が行った場合など…

 

この様な感じで、隣家への被害が予想される事を知りながらも、施主側からの指示で伝えに行かずに、その結果、飛散してしまった様な事実があった場合は、責任は施主側の方にもある、と言う事になり、損害賠償責任が発生する形になります。

 

 

飛散を予想出来たのに、業者に進言しなかった時

飛散する可能性があったのに進言しなかった事を悔いている男

隣家との関係が普通の関係性の中で、塗料が飛散してしまう場合があると言う事を知りながらも、業者も施主のどちらも隣家に伝えに行かずに、車に飛散させてしまい、損害を負わせてしまった場合。

 

この場合、施主の方では、ペンキが飛散するかも知れないと言う事を知りながらも、自身で隣家にその事を伝えに行かなかった事と、業者に隣家に伝えて来てほしい、と言う様な事を進言しなかったと言う事で、施主側の方でも損害賠償責任が発生する形になります。

 

お隣さんを始め、近隣の方たちとは、その家に住む限り、ずっと顔を会わせてお付き合いしていく事になります。

自分一人でその地域に住んでいるのではないと言う事を忘れずに、ペンキの飛散などの危険性がある時は、事前にきちんと伝えにいく様にしましょう。

 

 

対策をしても隣家の車にペンキが飛散した時はこうする

ペンキが飛散した時はまず謝罪を

ペンキの飛散などについては、注意を払っていても起こってしまうのが、外壁塗装工事になります。

更に、施主側の方では細心の注意を払っていても、業者側の過失によりその様な事態が起きた場合、実際は隣家の人と顔を会わせてお付き合いしていくのは、施主の方になります。

 

車などに飛散させてしまった場合、どの様にして損害を復旧させていくかは、その状況によっても変わってきますが、問題はその損害箇所が復旧されるまでの期間と費用です。

 

状況によっては数週間から1カ月前後と日数がかかってしまい、折角関係性の良かったお隣の人に精神的な負担を負わせてしまう可能性もあります。

 

復旧が遅くなりそうな場合や、業者に確認して、その復旧にかかる費用の支払いが遅くなりそうな時は、施主側の方で建て替えて隣家の方にお支払いを済ませて、その後に施主側の方で、業者の方に請求した方が良い場合がある、という事を覚えておきましょう。

 

 

外壁塗装で車以外に隣家へのペンキ飛散で注意する事

外壁塗装は色々な注意ごとがあると言う男

外壁塗装を行う時に注意をした方が良い事と言うのは、車ばかりではありません。

基本的にペンキの飛散に関しては、隣家の家の敷地内にあるものは、全てに於いて注意が必要になってきます。

 

その中でも特にトラブルになりそうなものは、『洗濯物』です。

 

洗濯物などは車とは違い、一度ペンキが付着してしまったら、クリーニングに出しても完全に取れないと言う事も考えられます。

勿論、金額だけでお話しすると、洗濯ものよりも車の方が高額になりますが、金額の問題ではありません。

そのペンキが付着した衣類などが、思い出深いものだったとすれば、それがきっかけで、それまで円満だった隣家との関係が希薄になっていく可能性もあります。

外壁塗装の工程の中で、ペンキの飛散が予想される日などは、車同様に、事前に隣家の方に、ペンキの飛散の可能性があると言う事を伝えに行く様にして下さい。

 

また、先ほどお話しした車に被せる塗料の飛散防止用ネットですが、ペンキが飛散するくらいの強い風が吹く日は、折角被せた飛散防止用ネットそのものが、風によって飛ばされる場合もあります。

 

飛散防止用ネットを取り付ける際は、風で飛ばされない様にしっかりと装着する、と言う事も改めて確認して下さい。

 

 

担当者さんと隣家の車にペンキが飛散した時の相談を

ペンキの飛散時にも心強い担当者

こう言ったペンキの飛散によるトラブルについても、実は担当者次第で、問題が起きない様にしたり、また、もし起きても最小限の被害で済ます事が出来る様になります。

 

一般家庭の方であれば、ペンキが飛散する様な出来事も、初めて経験すると言う人も多いと思います。

しかし、この様なペンキの飛散に関しても、建築関係の仕事に携わっている人にとっては、あなたに出会う前にも何度か経験しているはずです。

 

その様な人が自分の家の外壁塗装の担当者になってくれたとなれば、これほど心強い味方はいません。

あなたがペンキの飛散の心配をしなくても良い様に、様々な面で上手に立ち回って物事に対処してくれます。

 

ペンキの飛散と言う様な事態になっても大事にならない様にする為に、担当者の方と工事が始まる前に、打ち合わせを行って対策を練っておくと良いです。

 

自分と相性の良い担当者の探し方、については、下記のページでも紹介していますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

初回リフォームを予定した時の心構え6つ|成功の秘密はココにあり

 

 

ここまで、隣家の車にペンキが飛散した場合の対処法、と言う事でお話ししてきましたが、いかがでしたでしょうか?

まとめると下記の4つ。

 

  • ペンキの飛散は施主にも賠償責任が発生する場合があるので注意する
  • 飛散防止の為に、車の移動や飛散防止ネットを使う
  • 場合によっては、施主が業者に変わって先に損害金額を建て替える
  • 自分の家の担当者と、事前にペンキの飛散に対して打合せをしておく

 

ぜひ参考にしていただいて、ペンキの飛散の様なトラブルが起きない様に注意して下さいね!

 

 

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