平屋の雨樋が壊れた時の修理や交換する際の費用の相場や注意する点

雨樋は人や外壁を守る為にあると話す家

こんにちは、祐太郎です。

先日、平屋建てにお住まいになられているお客様から、こんな質問を受けました。

 

「祐太郎さん、うちみたいな平屋の家で雨樋って必要なの?取っちゃってもいいんじゃない?」

 

平屋建てにお住まいになられている方は、同じような事を思った事があるのではないでしょうか?

 

ちなみに答えをお話しすると…

 

平屋でも雨樋は必要です!

 

と言うのが答えになります。

 

今回は、この平屋建ての雨樋について…

 

  • 平屋に於ける雨樋の役割
  • 平屋で雨樋を付けてない時の被害
  • 平屋の雨樋を修理した時の費用
  • 平屋の雨樋を修理する際のコツ
  • 平屋で雨樋を撤去しても良い場合

 

上記の5つについてお話ししていきます。

 

 

平屋の雨樋を修理した方が良いのは人や外壁を守る為

平屋も雨樋は必要と話す業者の男性

まず初めに、平屋に於ける雨樋の役割についてお話ししていきます。

雨樋と言うのは、屋根のすぐ下にある破風という箇所に取り付けられていて、主に『軒樋』『立樋』という2つで構成されています。

細かく説明すると他にも『集水器』とか『つなぎ』『止まり』『雨樋金具』…など様々あるのですが、こちらのページでは割愛させていただきます。

軒樋と立樋については、下記の写真を参照して下さい。

 

軒樋(半丸)

軒樋の写真

 

 

立樋(丸型)

立樋の写真

写真を見て分る様に、屋根に降ってきた雨水を始めに軒樋で受けて、その後に立樋を通して、地面または雨水桝に流す、という流れになります。

もし雨樋がなければ、降った雨はそのまま屋根から地面に流れ落ちてしまう事によって、周囲はびしゃびしゃの水たまり状態になってしまい、また、雨水の跳ね返りで外壁も汚れてしまいます

 

この様に雨樋とは、雨が降っても水たまりや跳ね返りなどが起こらない様にする事によって、人間の生活に快適さをもたらしてくれる重要な役割を持っている訳です。

 

次に、平屋に於いて、雨樋を修理しなかった場合は、どの様な被害が出るのか?と言う事についてお話ししていきます。

 

 

平屋の雨樋を修理しない時はこんな被害が出る

雨樋が無い為に庭が水たまり状態になる家

では、もし平屋の住宅で、雨樋が壊れても修理しないで放置した場合、どの様な被害が考えられるのかと言うと、主に下記の様な事が考えられます。

 

  • 人の頭上へ雨水が落ちて来る
  • 地面からの跳ね返りで外壁が汚れて劣化していく
  • 雨水が地面に落ちる音がうるさい
  • 雨が降る度に水たまりが出来て湿気が溜まる

 

主に上記の様な事になります。

 

雨樋が壊れてしまう、または、付いていない事によって、軒下を歩いている人の頭上にそのまま流れ落ちてくる事になりますし、地面にそのまま流れ落ちてしまう事によって、雨水の跳ね返りで外壁を汚して劣化を促進させてしまいます。

また雨水が地面に落ちた際の音や、雨が降る度に水たまりが出来る事によって、湿気やカビの発生の原因にもなってしまいます。

 

逆を返すと、雨樋がない住宅にきちんと雨樋を取り付けたり、今まであった雨樋が破損しても修理を行う事によって、これらの悩みが全て解消されてしまうと言う事にもなります。

 

普段何気に付いている雨樋ですが、きちんとした目的や役割があって、重要なものなのです。

 

では実際に、雨樋を修理した際は、どの程度の工事費用がかかってくるものなのか?と言う事についてお話ししていきます。

 

 

平屋の雨樋を修理や交換した時の費用

平屋の雨樋を修理した時の費用を説明する担当者

では雨樋を修理した時の費用についてお話ししていきます。

金額については、下記の表を参照して下さい。

 

塩ビ製の軒樋(1mあたり) スチール製の軒樋(1mあたり) 塩ビ製の立樋(1mあたり) スチール製の立樋(1mあたり) 銅板製の軒樋と立樋
丸樋 3,000円前後~3,500円前後 2,000円前後~2,500円前後 2,000円前後~3,000円前後 1,500円前後~2,000円前後 時価
角樋 4,500円前後~5,500円前後 2,500円前後~3,500円前後 3,000円前後~4,000円前後 2,000円前後~3,000円前後 時価

 

まず雨樋と言うのは『丸樋』と言うのと、『角樋』と言う2つの種類の雨樋があり、この丸樋と角樋で金額も変わってきます。

 

丸樋と言うのは、下記の写真の様な形をしています。

軒樋が半丸の形をしています。

 

丸樋(半丸)

丸樋(半丸)の写真

 

丸樋の立樋

丸樋の立樋

 

 

これに対して角樋と言うのは、下記の写真の様に角ばっているものになります。

 

角樋

角樋

 

角樋の立樋

角樋の立樋

 

 

更に、この丸樋も角樋も材質については、スチール製銅板製、そして塩ビ加工されているものなどの種類があります。

 

この中で、最も多く一般的に使われているのが、塩ビ加工された丸樋と角樋になります。

 

金額については、その地域のお店によって多少の違いは出てくると思いますが、普通の経営理念で活動されている業者さんであれば、おおかた上記の範囲の金額になると思います。

 

では次に、平屋の雨樋を修理する場合の注意点についてお話ししていきます。

 

 

平屋の雨樋を修理する際に注意したい足場の問題

足場が無いと工事がしずらいと話す職人

平屋の雨樋を修理する時に注意してもらいたいのが、下記の様な事になります。

 

  • 雨樋を解体する時に出るゴミの飛散
  • 工事の音
  • 工事車両の駐車場所
  • 足場の問題

 

雨樋を解体する時は、細かいゴミが舞う事になります。

また、工事の音も大きな音が出ます

そして、工事を行う業者さんたちの、工事車両の駐車場所についても確保しておかなければなりません。

こう言った事は、事前に担当者の方と打合せをして、近隣の人達に工事のご挨拶をする時などと一緒に話しておくなどの対処を行っておいた方が良いです。

 

そして足場の問題です。

2階建ての住宅と違い、平屋の住宅の雨樋を修理していく場合は、足場がいらない様に思われている方もいらっしゃるかも知れませんが、基本的に雨樋の修理を行って行く際は、足場は必要になってきます。

これは工事を行う職人さんたちの、安全性を第一に考えなけらばならない事からです。

 

作業の効率性の面から見ても、きちんと足場が組まれている住宅と、そうではない住宅の雨樋工事では、やはりきちんと足場が組まれている住宅の方が効率性も良い訳です。

 

ちなみに足場の費用の方は、住宅廻り全体に足場をかける場合は、1㎡あたり1,000円前後~1,700円前後がかかってきます。

 

例えば1㎡あたり1,000円で計算すると、平屋で壁面精が200㎡の住宅の場合だと、200,000円が足場費用になります。

 

住宅全面ではなく、1面だけ必要な場合は、一式で、50,000円前後をみて頂ければ大丈夫だと思います。

 

また、基本的には足場は必要になりますが、その反面、壊れた箇所を1か所だけ直したいと言う時など、脚立でも十分出来ると言う場合は、必ずしも足場が必要と言う訳ではありません。(安全性も確認出来て、簡単に短時間で出来ると言う様な場合は、足場はいらない、と言う意味です。)

 

次に、平屋の雨樋の修理を足場の費用ごと、安価で済ます事が出来るかも知れないと言う、裏技的なやり方をご紹介します。

 

 

平屋の雨樋も火災保険で修理出来る可能性はある

自宅の雨樋を火災保険で修理出来るかも知れないと希望を持つ人

雨樋が壊れる原因で一番多いのは、雪の害によるものですが、この雪などの自然災害で住宅のどこかが被害を受けた場合は、各ご家庭で加入されている火災保険で修理する事が出来る様になっています。

これは雪の害だけでなく、台風などの風災や、洪水などによる水災も、同じように適用になります。

 

勿論、どんな場合でも適用になると言う事ではないのですが、雪の害の場合、『損害額が20万円をこえる場合』という条件があります。

 

どの住宅でも20万円を超えると言う事は言えませんが、雨樋が壊れた時に、一応願いをかけてご加入されている火災保険会社の方に保険申請をしてみると、損害額が20万円を超えると認められて、実質自腹を切らずに保険金で壊れた雨樋の修理が出来るかも知れません。

あくまでも雪などの自然災害で壊れた時でないと使う事は出来ませんが、一応、豆知識として覚えておいて下さい。

 

 

次に、雨樋は修理した後が大事、というお話をしたいと思います。

 

 

平屋の雨樋も修理した後が最も大事

雨樋も修理した後が大事と話す家

平屋でも二階建てでも同じことが言えますが、先ほどの火災保険でお話しした様に、雨樋が壊れる原因で一番多いのは、雪の害によるものになります。

という事は、雪は毎年冬になると降ってくるものになりますので、折角雨樋を修理したとしても、何も対策を打たなければ、また雪の重みによって雨樋が壊れてしまう可能性が大いにある、と言う事になります。

 

実は毎年観察していく様にすると、ご自宅の屋根のどの部分に雪が積もりやすいかとか、雨樋はどの部分が壊れやすいかとかと言うのが分かる様になってきます。

と言うよりも、実は雨樋の修理を行う際に、その修理を行う箇所と言うのは、修理を行っても再び雪が覆いかぶさり、その雪の重みで壊れてしまう可能性が高い場所と言う事になります。

 

と言う事は、その雨樋を修理した箇所の屋根に雪止めなどを設置する事によって、雪が雨樋に覆いかぶさらない様になって、壊れずらくする事が出来ると言う訳です。

 

折角修理しても、再び壊れてしまっては元も子もありません。

 

一度修理した雨樋が再び壊れない様に、雪止めの設置などの注意を払う事も必要と言う事を覚えておいて下さい。

 

次に、平屋でもこう言う場合は修理せずに、処分も検討しても良い、という事についてお話ししていきます。

 

 

こんな平屋の雨樋は修理せずに撤去もあり

雨樋が不要な住宅の例

先ほどもお話ししましたが、雨樋を付ける目的と言うのは、人への被害や外壁への雨水の跳ね返りを防ぐ、と言う事です。

この内の外壁への雨水の跳ね返りについてですが、これは雨水が流れ落ちる地面がコンクリートなどの様に、硬く舗装されている時に起こる現象になります。

コンクリートなどの硬い面と違い、砂利などが敷き詰められている場合は跳ね返りは起きず、そのまま地面下に吸収されていきます。

 

つまり、敷地内の住宅廻りがコンクリートなどで舗装されておらず、砂利などが敷き詰められている平屋建物の場合は、玄関先など、人が出入りする箇所だけに雨樋を設置する事によって、その他の雨樋は修理をせずに、壊れた事をきっかけに撤去処分しても大丈夫と言う事になります。

その住宅の状況によっても変わってくる話ですので、どこの住宅でも同じように出来る訳ではありませんが、先ほどの火災保険の話と同様に、豆知識として覚えておいていただければと思います。

 

 

ここまで、平屋の雨樋を修理する場合、と言う事でお話ししてきましたが、いかがでしたでしょうか?

まとめると下記の6つ。

 

  • 平屋でも雨樋が必要なのは人や外壁への被害を防ぐ為
  • 壊れた雨樋を修理しないと様々な悪影響が出る
  • 平屋の雨樋修理でも足場は必要
  • 平屋の雨樋修理でも火災保険の適用になる場合がある
  • 再び壊れない様に雪止めなどの設置も考える
  • 場合によっては修理せずに撤去処分もあり

 

ぜひ、平屋の雨樋修理の参考にして下さいね!

 

 

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