外壁塗装で臭いは何日くらい残るのか?工事前と完成後の対策と挨拶廻り

外壁塗装では臭いが何日も留まる事がある

いきなりですが、下のイラストからはどんな事が想像されますか?

ヒントは『住宅の外壁塗装を見ている人』と言う事です。

 

臭いに驚く夫婦

 

いかがでしょう?

お分かりいただけましたでしょうか?

 

実はこのイラスト、外壁塗装中の臭いがあまりにもきつくて、驚いている夫婦の様子なんです(…のつもりです(笑))

 

下のイラストの方が分かりやすいですかね。。

 

臭いがきつくて鼻をつまむ女性

 

いかがでしょうか?

初めから、いきなりべたな話にお付き合いいただいて、ありがとうございます。

 

かなりべたな話で始めましたが、実はこの外壁塗装中に漂う塗料の臭いと言うのは、何日にも渡って吸い込み続けると、あまり人体には良くないものなんです。

特に小さな子供さんや、可愛いペットの体には、本当に悪かったりします。

 

もう一つべたなイラストにお付き合い下さい。

 

デーーーン!!!

塗料の臭いは人体に悪影響

 

タバコの煙と同じか、それ以上に人体には悪影響の塗料の臭い、と言う意味のイラストになります…(汗)

 

外壁塗装は住宅を建築してから約10年経つと、殆どのご家庭でお考えになられるリフォーム工事の一つだと思います。

 

しかし築10年前後と言えば、まだ小さい子供さんがいらっしゃるご家庭も多いはずです。

 

そこでこちらのページでは、外壁塗装で使用していく塗料の臭いと言う事について…

 

  • 外壁塗装の臭いは何日くらい後まで残るのか?
  • 人体やペットに及ぼす影響
  • 工事前の対策はどんな事をすれば良いのか?
  • 工事後は何日くらい後まで注意を払えば良いのか?
  • 外壁塗装の臭い対策での近隣挨拶の重要性

 

など、主に上記の5つの事を中心に、外壁塗装の臭いと言う事について、色々な観点からお話ししていきたいと思います。

 

 

外壁塗装の臭いは何日くらい残るのか?

外壁塗装を行う塗料には、主に『溶剤塗料』『水性塗料』の2つの種類があります。

どちらの塗料が一般家庭の外壁塗装で多く使用されているかと言うと、溶剤塗料になります。

そう言う事で、とりあえず水性塗料は置いておいて、溶剤塗料にフォーカスしてお話ししていきます。

 

この溶剤塗料はシンナーを混ぜ合わせて使用していく為、外壁塗装完了後に臭いが何日にも渡って残る場合があります。

何日くらい臭いが残るかと言うと…

 

3日前後から、長いと1カ月以上も残る場合があります。

 

なぜ溶剤塗料の場合、この様に何日にも渡って臭いが残るのかと言うと、これは溶剤塗料と言うのが、シンナーと言う有機化合物を混ぜ合わせる事によって使用されていく塗料の為です。

 

ちょっと話がそれますが、再び下のイラストをご覧下さい。

ここまでのお話から推察して、下のイラストから何か想像出来る事はありませんか?

 

町の不良少年 不良少女のイラスト

 

これは、泣く子も黙る不良の少年少女です。

誰しもがこの様な時代ありましたよね(笑)

 

そしてこんな感じの不良少年や少女が、放課後に体育館の裏やトイレに集まってやっていた事で、思い出す事って何かありませんか?

 

そう、ビニール袋に鼻につく香りのする液体を入れて、みんなで吸い込んでやるイケない遊び。。

 

シンナー遊びです。

 

この遊びでビニール袋に入れられていたのが、外壁塗装で溶剤塗料と混ぜ合わせられる、シンナーの現物そのものです。

 

何となくいけないもので、外壁塗装完了後に臭いが何日にも渡ってしつこく残りそうなもの、と言う事がお分かりいただけましたでしょうか?

 

お天気も良くて気温も高い日が続くと3日くらいで臭いがしなくなる事もありますが、通常は1週間前後は臭いが続いて、長いと1カ月くらい、その外壁塗装や現場の状況、その他に様々な要因が絡んできたりすると、1カ月以上も臭いが残ったりします。

 

これがシンナーを混ぜ合わせて使用していく、溶剤塗料と言うものになります。

 

反対に水性塗料と言うものは、溶剤塗料の様にシンナーを混ぜ合わせて使うのではなく、を混ぜ合わせて使用していくタイプの塗料になります。

だから溶剤塗料に比べて臭いは薄くて、外壁塗装完成後も臭いが何日にも渡って残ると言う様な事は殆どありません。

 

しかし水で薄める塗料だからと言っても、全く無臭と言う訳ではありません。

 

つまり外壁塗装と臭いと言う問題は、切っても切れない問題になってきますので、外壁塗装で発生する臭いが何日くらい残るか?と言う事よりも、臭いは出るものなので、その臭いに対して対策を取る、と言う風に考えて頂いた方が良い問題になります。

 

 

外壁塗装で臭いが何日も残ると人体やペットに健康被害が

外壁塗装完了後に臭いが何日にも渡って残ると言う事は、その住宅に住んでいるご家族の皆さんは、その外壁塗装で使用した塗料の臭いを吸い込みながら生活をしていくと言う事になります。

殆どの場合は吸い込むと言っても、体に害を及ぼす前に気化して臭いがしなくなってしまいますが、稀に1カ月以上経過しても臭いが気になる場合があります。

そうなってくると、体に害を及ぼす場合がある訳です。

 

もう一度先ほどの子供の頃のシンナー遊びの話を持ち出します。

子供の頃の街の不良少年や少女たちが、ビニール袋にシンナーを入れて、吸い込んで遊んでいたとしても、余程毎日のように吸い込んだりしないかぎりは、中毒を起こす様なところまではいかない訳です。

 

しかしそれでも、あのシンナー遊びも度が過ぎると、下のイラストの様な清楚な美しい女性でも…

清楚な女性

 

こんな風に、異様に元気が良くなったり…

テンションの高い女性

 

時には、こんな想像もつかないハイテンションな女性に変わってしまう訳です。

ハイテンションの女性2人

 

さらに逆の場合もあって…

シンナーで気分が沈んでいる女性

こんな感じに精神が病んでしまう場合もあるのが、シンナーの恐ろしいところです。

 

勿論外壁塗装の場合は、ビニール袋に入ったシンナーを直接吸い込む訳ではないですから、こんな中毒患者の様になる心配をする必要はありません。

しかし先ほどの子供の頃の街の不良とは違い、世の中の殆どの人は、シンナーそのものを大量に吸い込んだと言う様な経験はないはずです。

そんな人たちが、外壁塗装後に残った臭いを何日にも渡って吸い込んでいったりすると、頭痛がしたり、吐き気めまいにみまわれる事がある訳です。

 

更に吸い込む人が、まだ小さな子供だったり、家の中で一緒に暮らしている可愛いペットだったり、はたまた、妊婦さんだったりすると、それは明らかに人体への害を及ぼす危険物質と言う事になってしまう訳です。

 

では次に、外壁塗装で臭いに対する対策はどの様にしていけば良いのか?と言う事についてお話ししていきます。

 

 

外壁塗装は臭いが何日も残る事があるので事前に対策を

まず外壁塗装の臭いに対しては、完了後に何日にも渡って気にする必要がないように、工事に入る前の塗料選びの段階から溶剤塗料ではなく、水性塗料を選ぶ、と言う方法があります。

 

勿論、水性塗料を選んでも完全に無臭になる訳ではありません。

しかし、溶剤塗料の様にシンナーを混ぜ合わせて使用していく塗料ではありませんので、外壁塗装完了後に臭いが何日にも渡って残る、と言う様な事はありません。

例え臭いが残ったとしても、1週間もすれば、殆ど分からなくなってしまいます。

 

更に細かいところまでお話しすると、水性塗料の中でもJIS規格『F☆☆☆☆(Fフォースター)』に認定されている塗料を選ぶと尚、臭いに対しては良いです。

これは人体に有害なホルムアルデヒドの放散がより少ない事を表している記号になります。

ちなみに『F☆』から『F☆☆☆☆』までの4段階に分かれていて、『F☆☆☆☆(Fフォースター)』と言うのは、外壁塗装の様な外部の工事ではなく室内塗装などで使用しても、人体に被害を及ぼす心配は極めて少ない、と言う事を意味している最高ランクの塗料、と言う意味です。

 

それからもう一つ、水性塗料の中で『F☆☆☆☆(Fフォースター)』の塗料を選んで、尚且つ、塗装の仕方も工夫してもらう様にすると、更に良いです。

お勧めなのは、外壁を2面ずつ塗装してもらう事。

 

外壁を2面ずつ塗装する

 

上の図でご説明しますが、外壁塗装を行う時に通常は右のBの様な感じで、東西南北の4面の外壁を数人で同時進行で進めていきます。

 

外壁塗装では塗料がサッシ枠や換気フードなどに付着しない様に、実際の塗りの工程に入る前までにビニールで養生をして、窓が開かない様に塞いで行っていきます。

しかしこれでは、もし塗料の臭いが室内に入ってしまった時に、換気の為に窓を開ける事も出来ません。

 

そこで2面の外壁を先に仕上げてもらってから、その後で残りの2面の外壁を塗装してもらうと言うやり方をすると良い訳です。

 

この様に東西南北の4面の外壁の内、左のAの様な感じで、先に北面と西面の塗装をしてもらう事によって、まだ手を付けていない東面と南面の2面の窓は開ける事が出来る訳ですから、もし臭いが気になったとしても、換気を行いながら工事をしてもらう事が出来る訳です。

 

実は私もこの2面ずつ工事を進めていくと言うやり方は、臭いが気になると言うお客様の場合に、このやり方を行う事が結構あります。

 

もし外壁塗装で臭いが心配と言う場合は、今ご説明したF☆☆☆☆の水性塗料を用いて、2面ずつ外壁塗装を行うやり方で工事を行っていけば、臭いについては大抵の場合解決になると思います。

 

要するに、外壁塗装で臭いが何日くらい気になるものなのか?と言う事を気にするよりも、こうやって事前の対策をする事が重要と言う事です。

 

では次に外壁塗装は中々工事が進まず、臭いが家の中にとどまる事もある、と言うお話しをしていきます。

 

 

予定通りに外壁塗装が進まず臭いが何日も留まる事もある

外壁塗装では臭いが何日も留まる事がある

外壁塗装は外で行う工事になる為、ある宿命がある工事です。

その宿命とは、お天気の影響に左右される、と言う事です。

一般的な外壁塗装では、殆どの場合下記の工程の流れで進んでいきます。

 

1日目 足場組立
2日目 高圧洗浄
3日目 下地調整及び乾燥
4日目 養生
5日目 下塗り
6日目 中塗り
7日目 上塗り(仕上げ塗り)
8日目 手直し及び養生外し
9日目 足場解体
10日目 清掃

 

この工程の中で実際に塗料を使って塗りの工程に入って行くのは、5日目の下塗りからです。

下塗りが終わった後もお天気が続いてくれて、工程通り工事が進んでいけば何も心配する必要もない訳ですが、ここでお天気が悪くなって工事が止まってしまうと、臭いの心配をする事になってしまう訳なんです。

 

例えば、6日目の中塗りの作業の途中で雨が降って工事が中断したとなると、まだ工事自体が途中までしか進んでいませんので、養生を取ってしまう訳にもいきません。

と言う事は臭いが気になったとしても窓を開ける事が出来ない為に、ひたすらお天気が回復してくれる日を待たなければならなくなる訳です。

 

この様な感じで外壁塗装が雨で中断して、臭いを気にしなければならない日が何日も続く事も実際にあります。

しかし、お天気に文句を言ってもどうにもなりません。

 

外壁塗装で臭いを何日も気にしなければならない事を心配な人は、前の見出しでもお話ししましたが、使用していく塗料の種類や、工事の進め方などを業者さんの方としっかりと打合せをして、雨が降って中断しても大丈夫な様にしておく必要がある、と言う事を頭の隅に入れておいて下さい。

 

 

何日も臭いが残る外壁塗装は近隣挨拶は必須と心得る

外壁塗装の臭い対策で近隣挨拶は重要

色々あるリフォーム工事の中で、臭いが気になる工事と言うのは、外壁塗装などの塗料を扱う工事だけです。

そして臭いは空気中を漂うものですので、自分たち家族だけじゃなく、近隣の人たちへの影響も考えなければなりません。

 

とは言っても、外壁塗装から発せられる塗料の臭いが、お隣の敷地の方にまで匂っていくと言う事はまずありません。

しかし稀にですが、臭いに対して敏感な人もいますので、もし近隣にお住いの方でこの様な人がいらっしゃる場合は注意が必要です。

 

対策としては当たり前の事ですが、工事前のお知らせのご挨拶をしっかりと行う、と言う事です。

 

お隣の人からしても、何の知らせもないままで、ある日突然お隣から足場を組み立てる大きな音がしてきたりするのと、事前に知らされているのとでは、心情的に全く違ってきます。

 

仮にもし、外壁塗装で強烈な臭いがお隣の方まで匂っていく日が何日も続いたとしても、事前にご挨拶を済ませていれば、お互い様と言う事で殆どの場合、大きな問題に発展する事はないと思います。

 

工事前の近隣の人たちへのご挨拶は、もの凄く大切なものだ、と言う事を覚えておいて下さい。

 

 

ここまで、外壁塗装の臭いは何日くらい残る?と言うテーマに沿ってお話ししてきましたが、いかがでしたでしょうか?

 

外壁塗装の臭いを心配している人たちの、参考にしていただけると嬉しいです。

 

 

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