始めて外壁塗装をサイディングに施す時は、こんな事を思うのではないでしょうか?
サイディングに外壁塗装でメンテナンスするのって、時期はいつがいいのかしら?

サイディングに外壁塗装でメンテナンスする時は、時期によって費用は変わるのかしら?

今回のこちらのページでは、そんな疑問を解決出来る様に…
- 外壁塗装をサイディングに行う時のメンテナンスに向いている時期
- 外壁塗装でサイディングにメンテナンスする時に注意が必要な時期
- 外壁塗装をサイディングに施す時の最適な塗料
- 外壁塗装をサイディングに行う時の費用事情について
などの主に上記の5つの事を中心にお話ししていきたいと思います。
外壁塗装をサイディングにする時期でメンテナンスに最適なのは?

結論から先にお話ししてしましますが、時期をベースにして、サイディングに行うメンテナンス方法を外壁塗装にする場合は、季節と築年数から見る事が出来ます。
具体的に言うと下記…
- 春の梅雨が終わった後から晩秋に入る前まで
- 建築してから築10年目
つまり一番理想的なのは…
築10年目の春の終わりから秋の中頃までの間
と言うのが答えになります。
ちなみにこの期間の中で、私が個人的にお勧めしたいのは、春の終わりと秋の始まりです。
月で言うと、6月と9月頃と言う事になります。
7月と8月が入っていない理由は、外壁塗装の仕上がりとは関係ない話になってきますが、あまりにも暑いと言う事からです。
これは工事を行っていく私たち業者や職人たちも暑いですが、そう言う事ではなくて、工事期間中に家の中で生活をしているお客様たちの方で暑い思いをするだろから、と言う意味です。
外壁塗装の期間中と言うのは、足場が住宅廻りに建てられて、そして周囲に塗料が飛散していかない様にする為に、飛散防止用ネットで全体が覆われてしまいます。
さらにサッシ枠などにも塗料が付着しない様にする為に、窓廻りにも養生されて開けられなくなってしまいます。
勿論、あまりにも我慢出来ない時は、それに対応する形で工事が行われていきます。
しかし、外壁塗装でサイディングにメンテナンスを施す時と言うのは、通常は時期を問わずに、その様な形で工事が行われていく形になります。
そう言う意味でお勧めは、築10年目の6月と9月です。と言う意味です。
サイディングに外壁塗装する時にメンテナンスに注意な時期

サイディングに外壁塗装でメンテナンスを行う時に注意が必要なのは、以下の3つ時期になります。
- 春の梅雨時
- 晩秋の露
- 気温が5度以下になる日
外壁塗装と言うのは、下塗り~中塗り~仕上げ塗りの3回塗りと言うのが基本になります。
しかし、ただ3回塗料で塗れば良いと言う事ではなくて、1回毎の塗り作業が終わった後に、適切な時間放置する事で乾かして、塗装の膜を作ります。
外壁塗装でサイディングにメンテナンスを行う時と言うのは、サイディングの表面に、このしっかり乾いた塗装膜が何層出来たかによって、仕上がりの良し悪しが決まってきます。
上記であげた3つの時期の内、まず春の梅雨時については、外壁塗装の塗りの作業中に雨が降ってくると、折角塗った塗装面に雨があたり、塗装面にでこぼこした凹凸が出来てしまいます。
これを業界では、「雨に叩かれた」と言っております。
この様に、完全に乾いて塗装膜が出来上がっていない状態で雨に降られると、雨が上がってから再度塗り直しと言う作業を行う事態になってしまいます。
2つ目の晩秋についても、雨が多い時期と言う事では同じですが、晩秋の場合はもう一つあります。
それは夜中から朝方にかけて露が降りてきて、外壁面に付着して、それが乾くまで作業に入れない、と言う事です。
この露が降りてくる時期に入ると、朝8:00から塗りの作業を行うのではなくて、先にブロアーを用いて壁面に付いた露を乾かすと言う作業から初めていく事になります。
通常は朝8時の作業開始から、夕方5時の作業終わりの時間まで、塗りの作業を行う事が出来ますが、あまりにも露のひどい日は、このブロアーで乾かす作業だけで、午前中を潰してしまう日もあります。
おまけに日没も早い時間にやってくるので、全体的の作業時間そのものが短くなってしまうと言う、デメリットの方が目立つ時期になります。
3つ目の気温が5度以下になる日と言うのは、外壁塗装で使用してく塗料と言うのは、気温が5度以下になると乾きずらいという性質をもっています。
この気温が5度以下になる日と言うのは、晩秋以降の冬がそれにあたる時期になります。
折角塗っても、塗装面が雨で打たれて、露も降りてきて、更に気温が低すぎて乾かないとなれば、何の為に外壁塗装をサイディングに施して、メンテナンスを行ったかと言うのが分からなくなってしまいます。
そう言う意味で、はっきり言ってしまえば、晩秋から冬、そして冬から春の始まりと言う時期については、あまりサイディングに外壁塗装でメンテナンスを行わない方がいい時期と言う事になります。
外壁塗装をサイディングに!時期で決める最適メンテナンスの塗料は?

一般住宅の外壁塗装で使用されていく塗料と言うのは、主にシリコン樹脂塗料とフッ素樹脂塗料と光触媒塗料の3つになります。
しかしこの3つの塗料のいずれも、外壁塗装を行う時期によって優劣が決まる、と言う事はありません。
外壁塗装自体が普通に行える時期であれば、時期を問わずにどの塗料で塗装しても綺麗に仕上がってくれます。
ただ以前の記事でも何度かお話ししておりますが、私の個人的なお勧めを言わせてもらえば、外壁塗装でサイディングにメンテナンスを行う場合、どの時期で使用してもシリコン樹脂塗料がお勧めになります。
これは、3つの塗料の中でも比較的に費用が安価で済ませる事が出来ますし、安価と言っても昔から一番使用されているしっかりした塗料で、耐用年数も10年前後~12年前後は持続してくれるからです。
他の2つの塗料については、シリコン樹脂塗料よりも耐用年数が持続すると言われていますが、外壁塗装と言えば、何処の家でもおよそ10年毎に行われていくのが通常です。
いくら長い年数持続してくれると言っても、近年の異常気象から考えれば何があるか分かりません。
そう言う意味でシリコン樹脂塗料がお勧めで、このシリコン樹脂塗料を用いて10年間隔と言う周期の時期を守って、外壁塗装のメンテナンスをサイディングに施してあげると言う事が大切です。
サイディングに行う外壁塗装は時期でメンテナンス費に違いが?

サイディングのメンテナンスで行われる外壁塗装は、行う時期によって費用が安くなる様な感じがするかも知れませんが、実はこの時期が理由で費用が変わると言う事はありません。
基本的に気温が5度以上ある日であれば外壁塗装自体が出来ますので、そう言う意味で、時期によって外壁塗装の費用に違いが生じると言う事はないと言う事になります。
費用についてですが、前の見出しでお話ししたシリコン樹脂塗料で施工した場合は、1㎡あたりの単価がおよそ3,000円前後~4,000円前後、その他に足場の費用が、1㎡あたりおよそ1,000円前後~1,700円前後と言う間の中で行われていくと言う風にお考えいただければ良いと思います。
勿論依頼する業者やお店によって誤差は生じると思いますが、普通の経営を行っているところであれば、日本全国どこのお店に行ってもこの費用内で行われているはずです。
行う時期によって費用に違いが生じるという事はありませんが、サイディングに外壁塗装でメンテナンスを行っていく際の参考にしてみて下さい。
ここまで、外壁塗装でサイディングのメンテナンスを行う時期、と言うテーマでお話ししてきましたが、いかがでしたでしょうか?
まとめると下記の5点。
- 外壁塗装の向いている時期は春の終わりから秋の中頃
- その中でも6月と9月が最もお勧め
- 梅雨時と晩秋から翌年の春先までは出来るだけ避ける
- 塗料の種類と時期で相性の良し悪しはない
- 外壁塗装は行うメンテナンス時期によって費用に変化はない
サイディングに外壁塗装でメンテナンスを行っていく際の、時期について疑問に思う事があった時の参考になれば嬉しいです。
お時間のある時に、他のページの方にも立ち寄ってみて下さいね!
外壁塗装は時期で費用は変わる?行う季節によるメリットデメリット