外壁塗装がサイディングに必要な時期は痛みの症状と耐用年数で判断

外壁塗装がサイディングに必要な時期

外壁塗装をサイディング(外壁材)に施工する時期についてお話ししていきます。

外壁塗装をサイディングに施工しようと考えた時に思う事と言えば、下記の様な事ではないでしょうか?

 

外壁塗装っていつ頃やればいいのかしら?

外壁塗装っていつ頃やればいいのかしら?

 

外壁塗装を行う時期ってどうやれば分るのかしら?

外壁塗装を行う時期ってどうやれば分るのかしら?

 

そしてこちらのページをご覧になられている方も、おそらく上記の様な事を疑問に思われて、このページを開かれたのではないでしょうか?

 

ちなみに結論からお話ししてしまいますが、外壁塗装をサイディングに行う時期についいては…

 

  • 住宅の築年数
  • 前回サイディングを張替えした年から数えての経過年数
  • 前回外壁塗装を行った時に使用した塗料の耐用年数
  • 既存のサイディングの劣化状態

 

上記の4つを見る事で、外壁塗装をサイディングに行う適切な時期について知る事が出来ます。

 

今回のこちらのページでは、外壁塗装をサイディングに行う時期について、上記の答えとなる部分を、もう少し掘り下げて詳しくお話ししていきたいと思います。

 

 

外壁塗装がサイディングに必要な時期は耐用年数で判断

外壁塗装って時期が来たって言うのは、何で確認すればいいの?

先ほどもお話ししましたが、サイディングが外壁塗装の時期に入ったと言うのを確認するには、耐用年数と言うものに着目して判断すると言う方法が一つあります。

更にこの耐用年数と言うのは…

 

  • サイディング(外壁材)の耐用年数
  • 塗料の耐用年数

 

の2つの耐用年数から、サイディングが外壁塗装の時期に入ったと言う事を知る事が出来る様になっています。

 

まずサイディング(外壁材)の耐用年数からお話ししていきます。

 

サイディングと言うのは、新築または張替えを行ったばかりの頃と言う時は、当たり前の話ですが新品です。

新品と言う事を伝えたいのではなくて、この新品の外壁材と言うのは、工場の方で作られる際に表面に焼付塗装と言う特殊な塗装が施される様になっています。

そしてサイディング内部の素地と言うのは、この焼付塗装の塗膜によって保護されている状態なのです。

 

例えばですが、あなたの運転している車をイメージしてみていただけませんか?

車にもその車種ごとに様々な色が付けられていますよね。

この車に付けられている色も、工場の方で施工させる焼付塗装の塗膜です。

イメージしていただきたいのは、例えばですが何かの機械があって、車の表面に付いている焼付塗装の塗膜(色)だけを、果物の皮を剝く様な感じではぎ取れたとしたら、車はどうなりますか?

焼付塗装の塗膜のみが剥がされて、サイディングの内部の素地がむき出しの状態になる訳です。

 

この素地がむき出しのままで、雨の日も風の日も車を運転し続けたとすれば、車はどうなりますか?

 

当然素地がむき出しのままで使用している訳ですから、車のボディに赤錆が発生したりして、通常よりも早めに劣化が進んでいく訳です。

サイディングもこれと原理は全く同じです。

 

新築当初や張替えをしたばかりのサイディングと言うのは、工場の方で焼付塗装が施されて、その塗膜によってサイディングの内部素地が保護されている状態にあります。

しかし、先ほどの車の話と同様に、表面の焼付塗装の塗膜のみを剝ぐ事が出来たとしたら、サイディングの内部素地がむき出しになる事によって、短期間のうちに雨や風や雪といった自然の影響で劣化が進行していく訳です。

 

勿論、表面の焼付塗装の塗膜のみを剝いでしまう機械などと言うものはありません。

しかしこのサイディングが新品の状態の時に工場の方で施工された焼付塗装の塗膜と言うものが、およそ10年と言う年数を目途に劣化してしまう訳です。

 

そして劣化してしまうと、サイディングの内部素地がむき出しの状態になって劣化を進める要因になってしまいますので、再び素地を保護してあげる為に外壁塗装をサイディングに施してあげる必要があると言う訳です。

 

つまり、この築10年と張替えしてからおよそ10年と言う年数が、サイディングに外壁塗装を行う時期が来たと言う事の一つの目安にする事が出来ると言う訳です。

 

そしてもう一つ、塗料の耐用年数からも外壁塗装をサイディングに施す時期が来た、と言う事の目安にする事が出来ます。

 

外壁塗装では使用していく塗料によって耐用年数が異なってきます。

主にシリコン樹脂塗料とフッ素樹脂塗料と光触媒塗料の3つが、一般家庭で使用されていく外壁塗装の塗料になっていきます。

その中でも一番使用頻度が高いと言われているのが、シリコン樹脂塗料になりますが、このシリコン樹脂塗料の耐用年数はおよそ10年前後~12年前後と言われています。

住宅建築後に一度外壁塗装を行った事がある場合で、その際に使用した塗料がシリコン樹脂塗料だったとすれば、その前回の外壁塗装を行った年から数えて、およそ10年~12年経過すると、再び外壁塗装の時期がやって来たと言う風に見る事が出来る訳です。

 

この様に、サイディングに外壁塗装の時期がやって来たかどうかを判断する指標の一つとして、サイディングの使用年数と、前回の外壁塗装からの経過年数の二つがあります。

 

 

外壁塗装がサイディングに必要な時期は痛みからも分かる

外壁塗装の時期と言うのは、他の方法でも知る事は出来るの?

サイディングに外壁塗装の時期が来たと言うのは、既存サイディングの劣化状態からも知る事が出来ます。

どんな劣化の症状でサイディングに外壁塗装の時期がやって来たと言うのが分かるかと言うと、主に下記にあげる症状になります。

 

  • サイディングの色褪せ
  • チョーキング現象(白化現象)
  • コーキングのひび割れや痩せ
  • サイディングのひび割れ

 

前の見出しでも触れましたが、サイディングの表面には工場で作成される際に、焼付塗装と言う処理が施されて色が付けられてきます。

この焼付塗装の塗膜と言うのは、およそ10年を目途に劣化していきます。

 

そして劣化が始まると、まず初めにサイディングに施されている色が褪せてくる様になります。

さらに進行していくとチョーキング現象と言って、手や指でサイディングの表面を触った時に、焼付塗装の塗膜の劣化したものが粉状になり、指に付く様になる現象が見られる様になります。

またこのチョーキングや色褪せと言う症状が見られる様になる時期と同じ時期に、サイディング同士のつなぎ目や窓廻りに施工されているコーキングにも、痩せやひび割れと言った症状が現れて来る様になります。

 

このチョーキングや色褪せやコーキングの劣化と言う症状が確認出来る様になったら、サイディングに外壁塗装の時期がやって来たと言う一つの目安にしていただく事が出来ます。

 

そして、さらにその状態から進行していくと、外壁材のところどころにひび割れと言う症状が現れて来る様になります。

 

サイディングに外壁塗装を行うのに一番適している時期と言うのは、実はこれらの症状が出る前の段階で行ってあげる事が一番望ましいです。

 

ところが全てのご家庭で、これらの症状が出る前の一番望ましい時期に外壁塗装をサイディングに施してあげられると言う訳にもいかないと思います。

しかし、症状が現れても外壁塗装などで手を入れてあげないと、サイディングの劣化が進行していくだけですので、最低でもこれらの症状が現れてくる時期になったら、外壁塗装をサイディングに施してあげる様にすると良いです。

 

 

サイディングもお手入時期を逃すと外壁塗装も無理に

外壁塗装しないでそのままにするとどうなっちゃうの?

前の見出しでお話しした、外壁塗装の時期がやって来たと言う症状を確認しても、何もせずにそのままの状態で放置していくとどうなるのか?と言うと、最終的にサイディングの素地が水分を吸い込む様になり、凍害と言う症状を発症する様になります。

ちなみに以前の記事でも紹介しておりますが、凍害と言うのは下の写真の様なサイディングの表面に、ぶよぶよした様なものが現れてくる症状になります。

凍害の症状

 

この症状と言うのはサイディングの表面に施されていた焼付塗装の塗膜が完全に劣化して、さらに放置された事によって、サイディングの内部素地が水分を吸い込んでしまい、その吸い込まれた水分が冬季間の冷気で冷やされて氷ついてしまう事によって起こる症状になります。

 

この症状を引き起こしてしまうと、外壁塗装を施しても折角塗った塗料が剥がれてくる様になり、外壁塗装自体が効かなくなってしまいます。

そうなるとその凍害の症状を起こしてしまったサイディング材を部分的に張替えをしてから外壁塗装を行わなくてはならなくなり、普通に外壁塗装を行っていくよりも費用的にもかかり増しになってしまいます。

 

折角外壁塗装をサイディングに行っていくのに最適な時期を学ばれたのですから、この様な凍害と言う症状に犯されてしまう前に、色褪せやチョーキングなどの初期の劣化症状を見かける様になった時点で、外壁塗装の時期がやって来たと言う風にお考えいただいて、サイディングに外壁塗装を行ってあげる様にして下さい。

 

 

サイディングの外壁塗装は時期を外さない事が費用節約に

外壁塗装をサイディングに行うと、費用はどのくらいかかるの?

サイディングに外壁塗装を行っていく時の費用は、下の表が一つの目安になります。

 

外壁塗装の種類 ㎡あたりの単価 目安の耐用年数
シリコン樹脂塗装 ㎡あたり3,000円前後~4,000円前後 10年前後~12年前後
フッ素樹脂塗装 ㎡あたり4,500円前後~5,500円前後 15年前後~20年前後
光触媒塗装 ㎡あたり4,500円前後~6,000円前後 15年前後~20年前後

 

ちなみにここまでお話しした、塗料やサイディング材の耐用年数や、焼付塗装の塗膜の劣化の状態を参考にして、適切な時期で外壁塗装を行ってあげたサイディングは、単純に外壁塗装のみの費用だけで済む場合が殆どです。

しかし、放置した事により、適切な時期を逃してしまったサイディングと言うのは、外壁塗装を行う前に部分的に張替えを行ったり、最もひどい場合は、サイディング材全体を外壁塗装ではなく、張替えを行わなければならない状態になる事もあります。

 

サイディングに外壁塗装を行う為に、耐用年数などの時期的な事や、劣化の症状から読み取って適切な時期に外壁塗装をサイディングに行っていくと言う事は、余計な費用をかけない為にも重要だと言う事を頭の隅に入れておいて下さい。

 

 

外壁塗装の時期が来たらサイディング張替えと比較も有り

外壁塗装とサイディングの張替えを時期で見た時のメリットとデメリットは?

サイディングのお手入として代表的なものと言うと、ここまでお話ししてきた外壁塗装の他に、サイディング材の張替えと言うものがあります。

単純に費用だけでひかくしてしまうと、外壁塗装の方が安価で済みます。

しかし例えばですが、築20年を迎えた時に行うサイディングのお手入を考えた時に、将来的に築30年を迎えた段階で建て替えを考えている事が明白に分かっている場合と、その後も同じ家に住み続ける事が決まっている場合だと、選ぶやり方によって費用の面で得をする場合と損をしてしまう場合があります。

 

築30年を迎えた段階で建て替えをする方向が強い場合は、築20年目で行うサイディングに対するお手入として向いているのは、外壁塗装の方になってきます。

これは築30年の段階で建て替えを行うと言う観点から考えると、少なくても築20年目の段階で行うサイディングに対するお手入に求められる事は、最低でもこの先10年くらいもってくれれば良い、と言う事です。

 

反対に築20年の段階でサイディングに対するお手入を考えた時に、そこから先の築30年目以降も建て替えをせずに、同じ家に住み続ける可能性の方が高い場合は、外壁塗装ではなく、サイディングの張替えの方が向いている場合があります。

これは築20年の段階でサイディングに再び外壁塗装を行っていこうとした時に、20年と言う歳月からサイディングの劣化が進行してしまっている場合があるからです。

この様にあまりにも劣化がひどい様な時は、築20年と言う時期で外壁塗装を行うのではなく、この時期の段階でサイディングの張替えを行ってあげた方が、その後のランニングコストを考えた時に費用の面で得をする場合の方が多いからです。

 

単純に費用だけで考えると外壁塗装の方が安価で済みますが、実際にお手入が必要な時期が来た時は、家族の将来的な事も考えて、外壁塗装とサイディングの張替えのどちらが本当にメリットがあるのか?と言う事を考えていかなければなりません。

 

 

サイディングの外壁塗装時期が来たら最初に行う業者選び

サイディングの外壁塗装が上手な業者はどの様にして選べば良いの?

ここまでお話ししてきたサイディング材や塗料の耐用年数、そしてサイディングの劣化の状態から外壁塗装の時期だと的確に判断する事が出来たとすれば、次に考えなければならない事が、自分たち家族の気持ちに寄り添って立ち回ってくれる業者選びです。

実はこの自分たち家族の気持ちに寄り添って上手に立ち回ってくれる業者選びと言うのは、ある意味、外壁塗装を適切時期にサイディングに施工していく事よりも重要になってきます。

 

この業者選びで重要になってくる事は、主に下記にあげる様な事になってきます。

 

  • 外壁塗装はある意味業者と自分たち家族の闘いであると言う意識を持つ
  • その闘いは、見積もりを依頼した時から始まっていると言う意識を持つ
  • 数多くの業者に見積もりを依頼して、自分に合う担当者を見つける

 

サイディングの外壁塗装を初めとする住宅リフォームに於いて、依頼する施主側は殆どの場合建築に関する知識が全くない、素人の場合が多いです。

その反対に業者の方は、毎日の様に色んな住宅の外壁塗装を行っているプロです。

 

動物に例えるならば、施主側は真っ白いうさぎで、業者は獰猛な狼です。

勿論、狼だからと言って、牙をむいて襲い掛かってくると言う様な事はありませんが、全ての業者が同じうさぎの種類の様な人たちばかりと思ってはいけません。

相手も商売でやっている以上は、悪徳業者までとは言わなくても、自分たちの都合の良い方向に進めて行こうとする人たちは沢山います。

 

そう言う意味で、いかに建築に関しては素人の自分たち家族の気持ちに寄り添って、自分たち家族の為に立ち回ってくれる担当者と巡り合えるかと言うのは、とても重要で、そしてその自分たち家族と相性の合う担当者を探すと言う意味で、見積もりを依頼する時点から闘いは始まっている訳です。

 

ただ単純に数多くの業者に見積もり依頼をすれば良いと言う事ではありません。

各業者の方から派遣されてくる担当者の人たちと向き合う時は、五感を働かせて、「この人は誠実そうな人か?」とか、「自分たち家族の味方になってくれそうか?」とか、色々な観点から観察して、最終的に1社(1人)に絞らなければなりません。

 

もう一度お話ししますが、闘いは見積もりを依頼する時から既に始まっています。

そして各業者の担当者と向き合う時は、ただ見積もりを依頼するのではなくて、五感を働かせて、その人が本当に誠実そうな人か?と言うのを感じ取ろうとしながら、数多くの業者に見積もり依頼をかけてみて下さい。

 

あなたやあなたのご家族の気持ちに寄り添って、自分たち家族の代わりに上手に立ち回ってくれる担当者には、必ずめぐり会えます。

 

外壁塗装をサイディングに行う時期が来たら、今お話しした、五感を働かせて、担当者と向き合ってみる、と言う事を忘れずに、数多くの業者の担当者に会ってみて下さい。

 

ちなみに、自分たち家族と相性の合う担当者選びについては、下記の記事の方でも紹介していますので、こちらの方も、お時間のある時に覗いてみて下さい。

初回リフォームを予定した時の心構え6つ|成功の秘密はココにあり

 

ここまで、外壁塗装をサイディングに行う時期、と言う事でお話ししてきましたが、いかがでしたでしょうか?

まとめると下記の7つ。

 

  • サイディングと塗料の耐用年数で外壁塗装の時期を判断する
  • サイディングの痛みの状態からも外壁塗装の時期を判断出来る
  • 凍害の被害にあわない様に、初期の痛みが外壁塗装の時期と知る
  • 傷みが初期の時に外壁塗装を行う事が無駄な費用をかけない秘訣
  • 家族の将来の事も見据えて、外壁塗装か張替えかを決める
  • 五感を働かせて、各業者の担当者と対峙する
  • そして対峙した時に見る点は、誠実そうな人間かと言うのを見る

 

外壁塗装をサイディングに行う時期が来た時の、参考になれば嬉しいです。

 

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